父母の会主催の人形芝居「ぶんぶく」による人形劇を観ました。


乳児クラスも一緒に観れる短いお話『しっぽのつり』は、キツネに魚を横どりされたカワウソが、寒い池にしっぽをつけておけば魚が捕れるとキツネに嘘を教え、池が凍ってしっぽが抜けなくなってしまうという日本の民話でした。
ちぎれてしまったキツネのしっぽを見て、友だちと顔を見合わせて驚いていた子どもたち。部屋に帰った後も「おもしろかったね。」と話していました。

このお話は、絵本も発売されているので興味のある方はぜひ親子で読んでみてくださいね。



2つ目のお話は、『かみなりさまがおっこちた』でした。何でも治してくれる和尚さんのところに身体中が痛いかみなりさまが訪ねてきて、治療の代金として、今後村に落雷しないこと、水害が起こらないようにすることを約束し、治してもらったお話でした。人形たちのコミカルな動きや声に遊戯室は笑いの渦に包まれました。人形芝居が終わった後には、質問の機会もいただき、「なんで座れるの?」とゆり組の子たちが聞いていました。
YouTube等の動画を観る機会が多い現在は、絵本や昔話を楽しむ機会も減っています。動画ではなく、実際に動く人形劇を目の前で観て、子どもたちも大人も感じることが多かったと思います。実際に見たり聞いたり、経験したりすることを今後も大切にしていきたいと思います。このような機会を作っていただき、ありがとうございました。