生活発表会が無事終了し、あとはクリスマス、もちつき会、お正月等の行事が待ち遠しい子どもたちです。
年長児は、紅葉で有名な普門寺さんに見学に行かせていただきました。子どもたちがチラシを見て『見に行ってみたい!』との声が上がり、見学をお願いし、生活発表会後のお楽しみにしていました。園を出発し、約1時間の距離を畑の野菜やみかん、友達の家を見たりしながら歩きました。
普門寺さんに着いた途端、きれいな紅葉が目に飛び込んできて、『すごいきれい!!』『遠かったけど来てよかった!!』と感動した様子の子どもたち。



普門寺さんの住職さんが、紅葉は逆光で見ることで一段ときれいに見えると教えてくださり、再度逆光で見ると日の光りが入りとても美しい紅葉でした。
普門寺さんは、他にも見所がたくさんありました。
とよはしの巨木・名木百選にも指定されているスギの木。推定樹齢400年以上というお話しを聞き、想像できないほどの昔からのスギの木を見上げて驚いていました。天狗が住んでいるといわれるスギ木のパワーをもらい、子どもたちも一段と元気になりました。

冬に咲く、珍しい桜『ヒマラヤザクラ』も見せていただきました。境内に10本の桜を育てているそうです。



貴重な木々を見せていただき、とても良い機会となりました。地元の有名なお寺『普門寺』さん。紅葉はまた来年のお楽しみになりますが、境内にいるととても清々しい気持ちになります。また機会を作り、散歩に行かせていただきたいと思います。
そしてもう一つのお楽しみ♪
園の田んぼで収穫した新米を部屋で炊きました。



お米の炊き方の説明を聞き、自分たちでお米を洗います。お米を洗いながら『あっ!水の色が変わった!!』『なんか気持ちいいなぁ』『おいしくなりますように』等、気づいたことを伝え合ったりこれから炊けるお米に願いを込めたりする姿が見られました。
炊きあがりのお米の硬さも自分たちで決めました。今回はおにぎりにする予定だったので、子どもたちの希望は普通の硬さでした。さて炊飯器にセットし、おいしく炊けますようにとみんなでお祈りします。


炊きあがりのご飯はこちらです!

つやつやでちょうどいい硬さのご飯がおいしそうに炊けました。炊飯器から湯気や良い香りがすると『わぁ~すご~い!!』と目を輝かせていました。今回炊いたお米は8合。普段ご家庭でもご飯を炊いている香りがしているとは思うのですが、自分たちで炊いたことでいろいろなことに気づいたのではないかと思います。
炊いたお米は、おにぎりにしました。ゆかりのふりかけをかけてもいいよと声をかけたのですが、そのままの味を楽しみたい!という子も数名いました。
田植えから稲刈りまで経験させていただいたことで、お米を作る過程や新米のおいしさを知ることができました。
地域の方々のご協力があって、1年を通してその季節ごとで貴重な経験を沢山させていただいています。子どもたちにも園で経験したこと、経験して感じたことを忘れずにいてくれるといいなと思います。