◎10月12日(木)に園の田んぼの稲刈りを地域の方にご協力いただき、行いました。
今年は田植えをしてすぐに大雨に見舞われ心配しましたが、無事に稲穂が実り、稲刈りを迎えることができました。


稲刈りの前に『バインダー』という機械を使う説明してくださいました。事前に田んぼの入り口部分を機械が入りややすいように刈り、稲刈り開始です。地域の方が後ろについて、緊張した表情がみられましたが一人ずつ経験することができました。束にするところまで機械で行うのであっという間の出来事に驚いていました。


機械の順番を待っている子、終わった子は、束になった稲を隣の子に順に送る稲穂リレーで運びます。最初は上手くいかなったリレーも何度も運ぶことでスムーズになり、とても楽しそうに隣の子に送っていました。


すっかり刈り終えた田んぼの中で泥んこ遊びも経験できました。ゆるい田んぼの中では、足をとられ歩けないことや靴が脱げてしまうハプニングも楽しんでいました。
◎実りの秋、続いては19日(木)の芋ほりです。



暑さの影響もあり、今年は残念ながら不作でした。それでも子どもたちが探すと程よい大きさのさつまいもが出てきました。
見学にきた子どもたちもお芋を持たせてもらったり少し掘らせてもらいました。来年こそは豊作を祈ります!


◎そして24日(火)には、稲刈りをし干してあった稲を脱穀しました。
登園した年長の子からは、「だっこくってやったことない。どんな感じでやるのかなぁ。」と心配しながらも楽しみにしている声が聞かれました。説明を聞いて、いざスタート!脱穀機に干した稲を地域の方に手伝っていただきながら入れていきます。出てきた稲を見て、びっくり。きれいにお米がとれてなくなっています。



夏の暑さにも豪雨にも負けず、例年と同じくらいの量のお米を収穫することができました。新米をいただく日が楽しみです。
地域の方のご協力があって、貴重な経験をさせていただけています。心をこめてゆりぐみの子どもたちが手作りした、写真たてをプレゼントしました。



来年は、今年以上に実りの多い秋が迎えられるといいなと思います。子どもたちと一緒に農作物が実る喜び、それを食べる喜びを感じられる貴重な経験を大切にしていきたいと思います。